職場の上司に恋をしてしまった…。
恋の相手が同僚の場合とちがい、相手が上司だとどうやってアプローチしたらいいかわからず、悩むもの。
ここでは、どんなふうにアプローチすれば自然に上司と親しくなれるか、上手なアプローチ方法を紹介しましょう。
仕事の報告と連絡をマメにする
部下との仕事上のコミュニケーションを嫌う上司はいません。
どんな上司でも、部下にマメなコミュニケーションを求め、そのことによって仕事を円滑に進めていきたいと思っているものです。
ですから、上司との距離を縮めるために、仕事に関するコミュニケーションを密に取るようにしましょう。
「報連相」が仕事のコミュケーションの基本ですが、まずは報告と連絡によって、上司とのコミュニケーションを図るといいでしょう。
終了した仕事の報告をするだけではありません。
現在進行中の仕事についても、上司から聞かれる前に、「現在、ここまで進んでいます」とか「こういう状態にあります」というように、進捗状況を報告するのです。
上司は個々の部下の仕事がどんなふうに進んでいるのか、どんな現状なのかを知りたいと思うもの。
そのため、報告をしてこない部下に対して、良くない感情を抱くことが少なくありません。
逆に、自分から進んで報告してくる部下には好感を抱くものなのです。
まずは、日常的な報告と連絡によって、上司と良好な人間関係を作ってください。
仕事の相談を積極的にする
コミュニケーションに関して、上司が部下に望むことがもう一つあります。
それは「相談」。
多くの上司は部下からの相談を待っているものなのです。
仕事を進めていく中で、「これはどうしたらいいだろう」と悩むこともあるでしょう。
どちらを選択したらいいかで迷うこともあるに違いありません。そういう場合は、ぜひ、積極的に上司に相談しましょう。
上司に相談しないで自分で判断したために、悪い結果につながってしまうことがよくあります。
その場合、上司は「なぜ事前に相談しないのか」と部下を叱責するケースが少なくありません。
逆に事前に相談すれば、上司は「仕事にまじめに取り組んでいる」という評価をしてくれることでしょう。
仕事について上司に相談するというのは、上司を頼もしく感じているというアピールにもなります。
自分を頼ってくる部下を、上司はかわいいと感じます。ぜひ、仕事に関する相談をして、上司との心の距離を縮めましょう。
「一生懸命に仕事をする部下」になる
もう一つ、上司に「かわいい部下」と思わせるための方法があります。
それは、一生懸命に仕事をすること。
「できる部下」になることができれば、それに越したことはありません。
しかし、上司は「できる部下」よりも「いっしょうけんめいな部下」の方を、より「かわいい」と感じるものなのです。
ですから、どんな仕事でも、毎日最大限の努力をつくし、一切手を抜かないで取り組むようにしましょう。
他の人が嫌がるような仕事でも、積極的にそれを請け負って、全力で取り組みましょう。
上司は、そういうあなたの姿を必ず見ていてくれるものです。
また、何ごともいっしょうけんめいにやれば、必ず力がついてくるもの。
毎日の努力で仕事のスキルを磨くことによって「できる部下」になれれば、上司からの評価がさらにアップするにちがいありません。
上司にとって「特別な部下」になれたら、恋愛成就の可能性は一気に高まることでしょう。
飲み会では上司の隣か正面にポジショニングする
飲み会など、アフターファイブのシーンは、上司との距離を縮めるための絶好のチャンスと言っていいでしょう。
ですから、上司が参加する飲み会には、ぜひ参加するようにしてください。
その際のポイントは、ポジショニング。
できるだけ上司の近くに座るようにしましょう。おすすめは、上司の隣か正面です。
正面に座れば、自然に上司と顔を合わせながら会話をすることができます。
また、隣に座れば、顔は見えにくいものの、上司の世話を焼くことができます。
ですから、ある時は正面に座り、別の時は隣に座るというように変えてもいいでしょう。
物理的な距離を縮めることによって、心の距離も縮まっていくに違いありません。
退社のタイミングを合わせる
上司と退社のタイミングを合わせるというのも、おすすめアプローチ方法です。
上司は「部下と良好な人間関係を作りたい、関係を深めたい」と常に思っています。
ですから、退社時刻がいっしょになった場合、食事に誘ってくる可能性が小さくありません。
そうすれば、二人きりで飲食をするという大チャンスが生まれるのです。
ぜひ、そういうチャンスが生まれたら、最大限にそれを生かしてください。
二人きりで食事に行けたら、仕事の話だけでなく、プライベートの話題を持ち出すのがポイント。
家族のこと、趣味のこと、休日の過ごし方など、上司のプライベートについて質問してみましょう。
そうした質問をすれば、上司は同じ質問を返してくるはず。
お互いのプライベートを話すことによって、まちがいなく距離は縮まります。
ダイレクトにいきなり上司に告白しても、うまくいかないことが多いでしょう。
段階を踏んでアプローチして、少しずつ距離を縮めて行き、自然に恋愛関係になるのがベストです。
上手にアプローチして、上司に「特別な部下」と思ってもらえるようにしましょう。