「イケメンと付き合えそうだけど、不釣り合いなのではないか」
「今の彼が結構イケメンだが、不釣り合いと感じられ、振られてしまうのではないか」
そんなふうに悩む女性は案外と多いものです。
しかしそれで引き気味な態度に出てしまうのは、もったいない話です。
悩んでばかりではなく、男性心理をいくつか知ったり、そこからできそうな工夫を考えてみましょう。
彼の「内面も好き」なことに自信を持つ
いわゆる「イケメン」は、自身の外見ばかりに惹かれて近づいてくる女性が多く、辟易(へきえき)している場合があります。
接近しては来るけれど話が面白くない、自分の外見以外の何が好きなのかわからない、などです。
外見に自信のある女性にも言えることですね。
女性の場合、外見と言ってもメイクやファッションセンスなど、自分で作り上げる面も大きいですね。
しかし男性は一般に女性ほどはファッションや肌ケアなどにこだわりません。
「イケメンだ」と言われることは、自分の生まれ持った身体的特徴をほめられているだけ、とも感じてしまうのです。
「自分の内面も、好きになって欲しい」というのが、彼らが思うことです。
外見をほめられても「またか」と思ってしまいますね。
彼の内面・人間的魅力・雰囲気などが好きであることも、しっかり伝えましょう。
すでに付き合っているなら、時々しっかりと内面をほめる。
これを意識すれば、悩みも少し減るはず。
自信を持って大丈夫です。
「とりあえず軽く付き合う」を第一目標にする
まだ付き合っていない、あるいは付き合いが浅い場合、「たまに食事に行く」だとか、ライトなお付き合いを第一目標にしても大丈夫です。
いわゆる外見レベルの高い男性と街を歩いたりすると、自然に自信がついてくるものです。
女性の場合、異性との「煮え切らない関係」が長引くとイライラしてきて、「この男性、結局どうしたいの?」などと考え、関係を切りたくもなりますが、男性はそうでもありません。
「女友だち」のような関係を長く続けたり、それが一度切れた後に距離を詰めたりしても、大丈夫なのです。
イケメンだからモテるとは限りませんが、内面が「フツメン以上」であれば、ある程度は女性も寄ってくるものですね。
このため、例外はあれど「ガツガツしていない」「異性に対して焦らない」のはイケメンの良い点で、ライトなお付き合いも継続させやすいのです。
どうしても、「恋人になれるかどうか、恋人関係が続くかどうか」と悩みがちなのも女性心理ですが、あまり先読みせず、まず軽くでも親しくなろう、と考えてみましょう。
共通の趣味・スポーツなどを作る
定番ですが、イケメンの彼・彼氏候補と共通の趣味を作れないか、工夫してみましょう。
食事などができる間柄でも、話が弾むなら趣味のことも探れるはず。
もし同じ趣味を楽しめるようであれば、その点においては「釣り合い」が取れてきます。
「イケメンな彼氏候補の趣味がサッカー観戦なので、サッカー観戦に行こうと提案する」などでも良いですが、これぐらいだと、一緒に行ってくれる女性は他にもいるはずです。
いかにも男性がやりそうな趣味、たとえば釣り、プラモデル作り、オートバイの整備などといったジャンルを共に楽しめるようになれば、あなたはイケメンの彼にとって、かなり「貴重」な存在になってくるのです。
男性は趣味やスポーツなどに「のめり込む」傾向がありますから、そこを上手く使ってしまうわけですね。
周囲のカップル、夫婦を見て自信をつける
あなたの周囲で長続きしているカップル、あるいは近所・親類などのご夫婦を見てみるとどうでしょう?いわゆる「外見的釣り合い」は今一つに見えるケースも、かなり多いと気づくはず。
片方が、主に片方の外見に惚れただけでは、カップル関係・結婚は決して長続きはしません。
こうした「外見不釣合い気味」なカップルでは、外見ではない他の部分において相性がいい、と言えるでしょう。
優しさ、落ち着ける雰囲気、面白さ、知性、誠実さなど人間的魅力で惹かれ合っているケースが多く、共通の趣味・スポーツなども関係しているかも。
加えて経済力などもある程度はからみますね。
こういう「外見的釣り合いが取れていなさそう」な長続きカップルを何例か思い出し、考えてみましょう。
悩みがちな気分が変化し、自信が出てくるはずです。
イケメンには、「不釣り合いな彼女がほしい」という願望がある、と知る
全てではありませんが、「外見的に、少し自分と釣り合わないような彼女と付き合いたい」とするイケメンも割といるものです。
彼らにこの願望があると意識すると、悩みは減り、むしろ積極的になれます。
この男性心理は様々ですが、たとえば「この控えめな子が、イケてる自分と付き合ったら、本当にうれしく思ってくれるのじゃないか」などといったものもあります。
若干のナルシシズムと「父性」が混じったような気分なのでしょう。
少し上から目線で腹立たしいかもしれませんが、それがきっかけでも、楽しく付き合えるならシンプルにラッキーですよね。
「釣り合い」という考え方を一旦やめてみる
世間のカップルや夫婦では、「年の差カップル」、「おしゃべり女性と静かな男性」、「スポーツ好きとインドア派」、「ネットやSNSが大好きな人&最低限しかネットをしない人」など、色々なタイプがありますね。
「釣り合い」という考えからすれば、これらのカップルは合わないのかもしれませんが、実際そんなことは全くありませんね。
簡単に表現できない何らかの要素にお互い惹かれ合い、カップルとなっているのです。
「外見の釣り合い」は一要素にすぎないですし、そもそも「釣り合いが取れていなくて問題ない」、とも時々考えてみましょう。
単純に、接触を多くする
人は、接触する機会の多い人を好きになる傾向があります。
ここでいう「接触」とは物理的に触れるということではなく、会話、単に視界に入ること、メールのやり取りなども含みます。
相性が悪ければ接触機会が多いのは嫌になってきますが「ふつうぐらい」に思っている相手のことは、接触頻度が(ある程度)高いほど好きになるのです。
たとえば、
「気になるイケメンに、イケている女友だちがいる。しかし2ヶ月に一度しか会えない。メールもほとんど来ないらしい」
というとき、あなたが「月に一度会い、2週間に1度ほどメールする」となれば、無意識的に彼はあなたを好きになってくる可能性があります。
カップル・カップル候補であるのに「会えない」、かつ「メールやLINEが極端に少ない」などは、それこそ「釣り合いが取れていない」状態ですね。
「ウザい」と思われないよう、適度な範囲で、接触頻度を高めてみましょう。
気になる相手と「外見的に不釣り合い」と感じると、ちょっと引いてしまったり、自信を失いがちになるのは男女共通の心理と言えます。
しかし、外見的にイケメンとされる人たちも普通の人間ですし、彼ら特有の心理状態をつかめば、むしろ控えめな女性のほうに大きなチャンスがある、とも言えるのです。
ぜひ自信をつけ、積極的になってみましょう。
思わぬ結果にびっくりするかもしれませんよ。