男性をその気にさせるテクニックは、数多くあります。
立ち振るまいや、気づかいのような間接的なテクニック。はたまた、さりげないボディタッチのような直接的なテクニック。
もしかしたら、自分なりの「恋愛必殺テク」を持っている人もいるかもしれません。
そんな数あるテクニックの中のひとつ。
今回は「言葉(セリフ)」に焦点をおいていきたいと思います。
セリフというのはただ発すればいいというわけではありません。
有効な相手に、効果的なタイミングでぶつけてこそ最大限の効果が得られるというもの。
「男性を落とすのに効果的なセリフ」をテーマとしつつ、いくつかのセリフとそれが有効な男性のタイプを合わせてご紹介しますので、
「殺し文句で男性をモノにしてやろう!」
と意気込んでいる女性の方は、是非参考にしてみてください。
「昨日の夜、○○さんが夢に出てきて」
「昨日の夜、○○さんが夢に出てきて」
これは普段から距離の近い男性に効果的なセリフのひとつです。
「あなたが夢に出てきた」というのは要するに「あなたのことが頭にあった」ということに他なりません。
女性が「夢にあなたが出てきた」なんてことをわざわざ本人に話すというのは、言葉の上ではかなりの直接的なアピールと言えます。
使う相手やタイミングによっては「媚びている」「あざとい」と取られてしまうこともあるでしょう。
よって単品でこのセリフを放り込むのではなく、あくまで日常会話のような感覚でさらりと組み込むのが理想的です。
すると男性は、
「夢に自分が出てきたことに対して、何も思ってないからこそ軽く話題にあげたんだろうけど・・・。
だけど実際に夢に出てきたということは、心のどこかで自分のことを特別視しているのではないか?」
というふうに考えます。
男性というのは恋愛ごとに対して疑り深いものです。女性からの露骨なアピールに対して腰が引けてしまうことが、ままあります。
けれど、逆に自分自身が納得した上でなら、その答えを深く信用してしまうものなのです。
「無意識に自分を意識してくれている女性が目の前にいる」
というのは、男性にとっては非常に胸がときめく状況であり、そんな女性に好感を抱いてしまうのは間違いないでしょう。
このセリフを使う上で気をつけなくてはいけないことは、
普段から接する機会の多い相手に対してでないと効果的ではないどころか、逆効果になる可能性が高い
ということです。
一度や二度会ったことのある程度の女性から、いきなりそんなことを言われたら、男性は「本当かよ?」「なんでオレが夢に出てくるんだよ」と違和感を感じます。
このセリフの本質は、あくまで間接的なアピールであり、そんな間接的なアピールが通用するバックボーンを持つ男性にこそ有効なのです。
「今のは内緒、誰にも言わないでね」
「今のは内緒、誰にも言わないでね」
これは出会って間もない男性に対して効果的なセリフです。
たとえば合コンなどで気になる相手と一対一で会話をするとき、自分の軽いヒミツをあえて話して、慌ててそれを取り繕うようにして秘密の約束でフタをする。
要は「ふたりだけで秘密の共有」という意識を相手に与えることで、特別感を演出するテクニックです。
注意点としては、秘密の内容をあまり込み入りすぎたものにしてしまうと、相手に不要な重圧を与えてしまいかねません。
なので、秘密の内容はちょっとした悩みや性癖など、相手に話しても問題の起きない程度のものがいいでしょう。
他人がからむ内容よりは、個人的な内容の方が男性に対してより特別感を与えられるため好ましいです。
一度このセリフを使ったら、以後その場ではその話題に関して触れることは控えましょう。
殺し文句全般にいえることですが
「誰にでも言っている」
と思われたのなら無意味どころかマイナスイメージすらつきかねません。
殺し文句の基本は狙い撃ちであるということを覚えておきましょう。
その日以降で男性と逢う機会が作れたのなら、その時はさりげなく共有する秘密の部分に触れてみるのもいいかもしれません。
秘密と言われたからには、男性からその部分に触れてくることがないかもしれません。
それをあなたの口からもう一度話題にあげることで
「一対一だからこそ、自分にこそ話せる」
と思わせることができます。
そうなれば男性は女性の悩みを解決しようと自然に親身になります。
仕上げに聞いてくれた男性に対して笑顔と「ありがとう」の言葉を忘れないようにしましょう。
その時点で男性の中では「秘密を共有できて、さらに親密になれた」「女性の他人に言えない悩みに対して共に立ち向かった」という物語が出来上がります。
そうなれば、男性側もあなたのことを、あるていど特別な存在に感じているはずです。
男女での共同作業というのは恋愛感情に発展しやすいこともあって、男性は自然と相手を意識し始めることでしょう。
「私がいるでしょ」
「私がいるでしょ」
これは、何かうまくいかないことがあって、落ち込んでいる男性に対して効果的なセリフです。
これは「弱気になっているところにつけ込む」とも言えるので、なんだかやり方がフェアじゃない気がするかもしれません。
でも人間は、落ち込んで弱気になっているとき、差し伸べられる誰かの手にすがってしまうものです。
とても単純ではありますが、それだけに使いどころを間違わなければ、とても効果的なセリフです。
注意点として、恋人に別れを告げらたばかりで落ち込んでいる男性に対して、女性がこのセリフを使うことは、基本的にはタブーです。
たとえそんな気はないとしても、恋人の席が空いた矢先に「私がいるでしょ?」なんて言ったら、どう思われるでしょう?
その男性だけでなく、周囲の人間からも「後釜に収まろうとしているのか?露骨だな・・・」と取られかねません。
余計なトラブルを避けるためにも、仕事や日常のことで男性が落ち込んでいるときに使うのが良いでしょう。
(※ただし、相手が失恋しているときは、相手をものにする絶好のチャンスでもあるので、「あざとい」と思われない程度に狙っていくのは大いにアリです!)
「私がいる」のニュアンスとしては、色恋沙汰を含まない友人感覚で
「一緒になって はしゃげる私がいるんだから落ち込むな」
といったように、あくまで純粋に元気付けているように振るまうのが理想です。
ただし、「元気出して」とか「頑張って!」ではなく、あえて「私」の存在を含ませることで、距離の近さをアピールすることができます。
自分が落ち込んでいたときに寄り添ってくれた相手には、立ち直ったあとでも特別な意識を持ってしまうもの。
お目当ての男性が沈んでいるときは、そのチャンスを逃さないようにしましょう。
以上、「男性を落とすのに効果的なセリフ」をご紹介しました。
大事なのは常に観察すること。
有効なセリフが有効である期間は、決して長くはありません。
あなたにとってのお目当ての男性は、他の誰かにとってもお目当てであるということだってありえます(!)
入念に準備を重ねた言葉の弾丸も、先に使われてしまっては命中しない。
殺し文句は鮮度が命です。
チャンスを逃さず、あなたも恋のスナイパーになりましょう!